中之島剣先噴水に期待もし、刺激をうけて噴水に注目してきたのだが、やっぱり、調べてみると剣先噴水は残念ながら期待はずれの評価になる。
あれでも、もっと飛ばすとか、斜め45度の放物線より真上に50m位吹き上げる方が迫力がある気がするのだが、どうだろうか。高層ビルと同じでこれも高さ勝負のきらいはありそう。
なぜ、噴水に執拗にこだわるのか、わたしが噴水好きなのである。
子供のころに何度か噴水に感動した体験があった。そのひとつには残念なことに、東京日比谷公園の噴水もあったのだった。東京へのひとり旅、二度目の東京だった。
昭和37年だったと思う。都市と同時に電車を見るのが目的だったが、日比谷公園の噴水で時間をつぶしたことがあった。公園から眺める丸の内のビル群は高さが31メートルラインに揃って、眩しかった。当然、大阪との比較が頭をかすめたが、東京駅から有楽町にかけての景観も敗北感にさいなまれたのだった。
当時、大阪もよく知らないのだったが、東京は全部が丸の内のような景観と錯覚していたのだった。ともかく上りの列車から新橋、有楽町、そして東京駅に到着する車窓を食い入るように見つめていた。新幹線はまだなかったから、東海道線に乗っての東京入りだった。往路は電車急行153系「第二なにわ」、伊豆湯ヶ島に立ち寄って一泊したので、東京入りは113系の中距離電車、湘南電車だった。東海道東京口は当時からサロ2両組み込みの15両編成だった。つい筆がすべってしまった。長くなるので電車の話題は又の機会に・・・。
で、噴水だった。今回は大阪城公園「森之宮口プロムナード噴水」・・・
多少変化もあるし、止まってもすぐに噴き出す。ご覧のように岩を組んだ造り。
もうひとつは、「大阪城ホール前広場噴水」、大阪城新橋を渡ればOBPの位置になる。
OBPプラザビルの南側の噴水は止めてあった。三段くらいにデコレーションケーキのような形態で美しい噴水なのだが、「いずみホール」のイベントに合わせてあるのかもしれない。西側にも面白い噴水があったけど、これも次回に。
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